
本業が忙しくて、副業をする時間がありません。
副業する時間の作り方を教えてください!
こんな質問にお答えします!
- 本 記 事 の 内 容
- 「副業の目的を達成するのに必要な時間」を割り出してみましょう
- 副業する時間のない人が「絶対に犠牲にしてはいけない時間」4つ
- 本 記 事 の 信 頼 性

一念発起して始めた副業。
始めた頃はやる気満々で、毎日寝る前に2時間くらい副業していた。
あれから1ヶ月。
本業で疲れた身体を優しく労るべく、帰宅後はさっさと風呂に入る。
晩御飯を食べ終わると、そこからは毎晩恒例となったNetflixを観ながらの晩酌タイム。
そうです、この2時間がたまらないんです。
ふとした時に、「アレ?おかしいな」と思って自問自答してみた。

「あなた(私)はなぜ副業しなくなったの?」
あなたの答えは、コレじゃないですか?


「副業をする時間がないからしょうがないでしょ!」
副業は、継続するのが難しいと言われますよね。
副業の継続が難しいと言われる理由は多岐に渡りますが、副業時間の確保は副業するサラリーマンにとって1番のネックと言ってもいいでしょう。
副業する時間がないサラリーマンは皆、日々の生活に存在する「ムダな時間」を一生懸命探し出し、副業をする時間を作ろうとします。
あなたの「ムダな時間」はなんでしょう?
「毎日8時間も寝ている睡眠時間」でしょうか?
いやはや、もはやテンプレですね。
睡眠時間を副業する時間に充ててはダメです

本記事では、このように副業する時間がないあなたが「副業時間を作ろう!」と考えたときに、絶対に犠牲にしてはいけない時間を解説します。
あなたは副業する時間を作る代わりに、何の時間を差し出しますか?
では、本編スタートです

「副業の目的を達成するのに必要な時間」を割り出す

突然ですが、質問です。
あなたの「副業の目的」はなんですか?

「副業の目的」。
つまり「副業のゴール」が決まっていなければ、スタート地点にも立てていません。
あなたがまだ副業のスタート地点に立てていないのなら、この記事はここでストップ。
こちらの記事で、まずは「副業の目的」を決めましょう。
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【サラリーマン】副業に挫折してしまう3つのポイントと対策
副業の目的が決まっているあなたは、次の手順でまずは「副業の目的を達成するのに必要な時間」を割り出しましょう。
- 1日の「普遍的な時間」を洗い出す
- 「副業の目的」を見つめ直す
- 「副業の目的を達成するのに必要な時間」を割り出す
では、順に見ていきましょう

❶ 1日の「普遍的な時間」を洗い出す
「副業をする時間がない!」と嘆くなら、まずはあなたが日々どうやって1日24時間を使い切っているのかを考えましょう。
1日のタイムスケジュールを細かく把握している人は、意外と少ないものです。
私も考えたことありませんでした

見出しに「普遍的な時間」とありますが、わかりやすく言い直すと「誰もが毎日費やす時間のこと」です。

ぐっ、具体例をあげますね。
「普遍的な時間」とは、次のような時間を指します。
- 睡眠時間:7時間
- 入浴時間:30分
- 食事時間(朝・昼・夜):2時間30分(30分+1時間+1時間)
あなたがサラリーマンであれば、これらに加えて平日は
- 本業の勤務時間:7時間30分(9:30~18:00)※昼食除く
が、加わりますね。
ここまでが、一般的なサラリーマンの「普遍的な時間」。
ここに書かれた時間はあくまで私が考えた目安の時間ですが、これらを全て合計すると17時間半になります。
すでに、1日の残り時間は、6時間半しかありません。
さらに言うと、通勤時間や家事の時間、子供のお迎えなどあなたならではの「普遍的な時間」があるかもしれません。
もちろんそれらもちゃんと「普遍的な時間」にカウントしてください。

さぁ、一緒に計算してみましょう。
あなたが1日のうち副業できる時間は、こちらの計算式で割り出すことができます。
- 24時間ー 普遍的な時間 = 1日のうち副業できる時間
どうですか?1日のうち副業できる時間は何時間残りましたか?
意外と副業できる時間が少ないと思いませんか?
さ、あなたもメモを持ってきて計算しましょう!

❷ 「副業の目的」を見つめ直す
「1日のうち副業できる時間」は計算できましたか?
休憩時間などを考慮すると、1日3時間前後が現実的なところでしょうか。
「1日3時間前後」という数字、あとで使うので覚えておいてくださいね

さて、次は「副業の目的」を見つめ直しましょう。
冒頭にもお聞きしましたが、あなたの「副業の目的」はなんでしょうか。
副業の目的は、具体的であればあるほどいいですね。
逆に、抽象的な目的はダメです。
たとえば、こんな感じです。
- 3年以内に副業で300万円稼いで、本業を退職してフリーランスになる【GOOD】
- 副業でとりあえず月5万円稼いで、自由に使えるお金を増やしたい【BAD】
この2つの例文は、何がちがうのでしょうか。
2つの例文のちがいは「副業期間の終わり」が決まっているかどうかです。
例文の「3年以内に300万円稼ぐ」のように「副業期間」と「目標金額」が具体的に決まっていれば、そこから毎日の副業時間まで掘り下げていくことができます。
もしあなたが掲げている「副業の目的」に「副業期間」「目標金額」などの設定がないなら、もう一度「副業の目的」を見つめ直すことが必要でしょう。
❸ 副業の目的を達成するのに必要な「1日の副業時間」を割り出す
無事、「副業の目的」は決まりましたか?
ここではあなたの「副業の目的を達成するのに必要な1日の副業時間」を割り出してみましょう。
思い出してください。あなたが毎日無理なく副業できる時間は、1日3時間前後。
では実際、1日3時間前後の副業で「あなたの定めた期限内に副業の目的が達成できるかどうか」を考えてみましょう。
さっきの例文「3年以内に300万円稼ぐ」で考えてみましょう

順番に、掘り下げてみましょう。
副業で、3年以内に300万円稼ぐには、
- 毎年100万円稼がなければならない(300万円÷3年=100万円)
- 毎月83,333円稼がなければならない(100万円÷12ヶ月=83,333円)
- 毎日2,778円稼がなければならない(83,333円÷30日=2,778円)
・・・要するに?
【結論】
- 1日3時間(時給926円相当)の副業で、副業の目的は達成できる!
1時間の副業で、926円稼ぐのは無理なくできそうですね

このケースだと、1日3時間の副業を毎日続ければ目的は達成できそうですね。
今回はたまたま1日3時間の副業で目的は達成できそうですが、あなたの「副業期間」や「目標金額」はこれとは違いますよね?
1日3時間の副業で、誰もが目的を達成できるとは限らないんです。
ぜひあなたも一度「目的達成のために必要な副業時間」を計算してみてください。
1日3時間で目的達成ができないようであれば、次のような副業目的の微調整が必要になります。
- 「副業期間」を延長する(例:3年→4年)
- 「目標金額」を下げる(例:300万円→250万円)
でもせっかく決めた「副業の目的」を調整するのは面倒くさいですよね。
副業へのモチベーションもさがるばかりです。
そこであなたはこう考えるでしょう。

「そうか!毎日の生活でもっと副業できる時間を作ればいいんだ!」
日々の無駄な時間を副業に使うのは、私も大賛成です。
でも、時間を「作る」のと、時間を「削る」のとでは、話がちがいます。
お願いですから次の4つの時間だけは、絶対に犠牲にしないでくださいね。
副業をするために「絶対に犠牲にしてはいけない時間」4つ

学生の頃、徹夜で期末テストの勉強をした経験はありませんか?
晩御飯を食べてちょっと勉強して寝るつもりが、全然終わらずに気づけば朝。徹夜の定番ですよね。
これは言い換えると「テストでいい点を取るという目的のために、本来取るべき睡眠時間を犠牲にした」ことになります。
はい、話を「副業」に戻しましょう。
やっとの思いで決めた「副業の目的」。
その目的を達成するための時間が足らない時、あなたならどの時間を犠牲にするでしょうか?
本来なら「時間を作る」のがベスト。
「時間を削る」という手段は選びたくないものです

ここからは、あなたに絶対に犠牲にしてほしくない時間4つを解説します。
あなたに「副業の目的達成のために絶対に犠牲にしてほしくない時間4つ」のうち、まずは3つを一気に見ていきましょう。
① 睡眠時間

「夜遅くまで副業してたら、目がギンギンで全然寝つけません!」
② 入浴時間

「お風呂を短くして副業に充てたら、なんか最近体調悪いです」
③ 食事時間

「爆速でご飯を食べて副業してたら、ちゃっかり脂肪もたまりました」
- 睡眠時間
- 入浴時間
- 食事時間
これら3つはどれも「時間を削る」のが簡単ですね。

特に「睡眠時間」は、やる気さえあれば簡単に時間を削れます
学生でも社会人でも、いつの時代も徹夜明けの人は「私頑張ったでしょアピール」をしてきがちですが、徹夜は決して褒められることではありませんよね。
なぜなら、自分の健康に影響が出るからです

「睡眠時間」同様、「入浴時間」を削れば十分な休息が取れません。
「食事時間」を削れば、偏った食事や不十分な咀嚼によって、意図せず体重が増減してしまうでしょう。
副業は、テスト勉強のように1週間そこそこで終わるものではありません。
副業は、数ヶ月以上に及ぶ「長期戦」です。
長期戦を最後まで戦い抜き「副業の目的」を達成するためには、健康が第一です。
自分の健康に影響が出てしまう「睡眠」「入浴」「食事」の3つの時間は、絶対に犠牲にしてはいけません。
体調が悪いと、副業の作業効率も落ちます。
いいことないですね。

④ 本業の勤務時間

「副業するために定時で上がろうと本業を頑張ってたら、上司から「最近ミスが多い」と怒られました」
副業をする上での、大前提。
それは、「本業に支障をきたさないこと」
副業は、本業の安定した収入があるからこそ成り立つものです。
それにもかかわらず、本業の仕事中に副業をしたり、早く上がるために本業の仕事が雑になり生産性が下がっては元も子もありません。
仕事の生産性が下がれば、あなたの社内評価も下がり、給料も減ってしまうかもしれません。
本業の勤務時間中に副業をするくらいなら、本業の仕事で今まで以上に高いパフォーマンスを発揮することに集中しましょう。
結果的に仕事が早く終わり、その後の副業時間の確保につながりますよ。
本業の時間は、副業の基盤です
絶対に犠牲にしてはいけません

迷ったら「人生」を天秤にかける【まとめ】

いかがでしたか?
ここでもう一度、本記事を振り返ってみましょう。
本記事は「本業が忙しくて副業をする時間がない!」と悩んでいるあなたのための記事でした。
副業する時間を作る前に、まずは準備段階としてあなたの「副業の目的を達成するのに必要な時間」を割り出しましょう。
ここで大事なことは、次の通りです。
- 「副業の目的」を決める
- 1日の「普遍的な時間」を洗い出す
- 「副業の目的」を見つめ直す
- 「副業の目的を達成するのに必要な時間」を割り出す
今の副業時間で目的が達成できないようであれば、次のような副業目的の微調整を行ってください。
- 「副業期間」を延長する
- 「目標金額」を下げる
これで「副業の目的」が完成しました。
副業は、継続が命。
副業を続ける上で「絶対に犠牲にしてはいけない時間」は次の4つでした。
【犠牲にすると「自身の健康」に影響が出るもの】
- 睡眠時間
- 入浴時間
- 食事時間
【犠牲にすると「副業の基盤」が崩れ落ちるもの】
- 本業の勤務時間
これら4つの時間を犠牲にすると、副業はおろか、あなたの人生に影響が出る可能性があります。
副業の目的は人それぞれですが、広い範囲では誰もが人生を豊かにしたくて副業を始めたはずです。
今後あなたが副業をする時間を作ろうとするとき、どの時間を犠牲にするか迷ってしまうかもしれません。
「犠牲にする時間」の選び方に迷ったときは「犠牲にする時間」を天秤にかけてみましょう。
そうすることできっとあなたは、後悔のない判断をすることができるはずです。
もう片方の天秤にかけるのは「副業」ではありません。
もう片方の天秤にかけるのは、あなたの「人生」です。
時間は有限です。
広い視野を持って、判断を下しましょう。

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【サラリーマン】副業に挫折してしまう3つのポイントと対策